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日本化薬から「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」を開発する SkyDrive への出資のお知らせ


©️SkyDrive

 

日本化薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:涌元厚宏、以下「日本化薬」)は、「空飛ぶクルマ」※と「物流ドローン」を開発する株式会社 SkyDrive(本社 :愛知、代表取締役 CEO:福澤知浩、以下「SkyDrive」)に対し、シリーズ C ラウンドの第三者割当増資引き受けによる出資をしましたのでお知らせいたします。

 

1. 出資の背景と目的

日本化薬は、エアバッグ用インフレータやシートベルト用ガス発生装置等の自動車用安全部品で培った火工品技術を応用して、ドローン用パラシュート安全装置を開発し、2021 年 12 月より販売しています。日本化薬はドローンに続き、離島や山間部の移動、災害時の救急搬送などへの活用が期待されている空飛ぶクルマに必要とされる安全装置の検討を開始いたします。SkyDrive は 2025 年の大阪・関西万博開催時に、大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指しています。日本化薬が新たなモビリティに必要とされる安全装置のコンセプト、設計検討を SkyDrive 社と連携することにより、モビリティの安全性を高め、空飛ぶクルマの利活用の幅が広がることを期待しています。その基盤強化のため、シリーズ C ラウンドの第三者割当増資引き受けによる出資と業務提携をいたしました。

 

2. SkyDrive の概要

(1) 名 称:株式会社 SkyDrive

(2) U R L:https://skydrive2020.com/

(3) 本社所在地:愛知県豊田市挙母町 2-1-1

(4) 代表者の役職・氏名:代表取締役 CEO 福澤知浩

(5) 設 立 日:2018 年 7 月

(6) 資 本 金:1 億円(2022 年6月)

(7) 事業内 容:「100 年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018 年 7 月に設立、「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与。30kg の荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用されている。「空飛ぶクルマ」は、現在 2 人乗りの機体を開発中、2025 年に大阪ベイエリアでのサービス開始を目指している。

(8) 日本化薬との関係:資本関係・人的関係・取引関係・関連当事者への該当状況は、いずれも該当なし

 

 

※ 空飛ぶクルマとは:明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージ。諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)や UAM(UrbanAir Mobility)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされている。

モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても 2018 年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、2030 年代の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されている。

 

引用元:国土交通省(令和 3 年 3 月付)

https://www.mlit.go.jp/common/001400794.pdf

 

引用元:経済産業省(令和 4 年 3 月付)

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/air_mobility/pdf/008_01_02.pdf

 

 

 

 


画像引用:​​https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000038857.html

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