日本化薬は東京海上日動と共に「ドローン用安全装置」の効果検証と 「より良いドローン保険」の構築を目指した取り組みを開始
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:涌元厚宏、以下「日本化薬」)は東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:広瀬伸一、以下「東京海上日動」)と共に、兵庫県と公益財団法人新産業創造研究機構が実施する「令和5年度 ドローン社会実装促進実証事業」に参画し、ドローン用安全装置「PARASAFE®︎」の効果検証とより良いドローン保険の構築を目指した取り組みを開始しました。
ドローン社会実装促進実証事業について
兵庫県と公益財団法人新産業創造研究機構が実施する「ドローン社会実装促進実証事業」とは、兵庫県内において次世代産業を創出し、県民の更なる安全安心な暮らしを実現するため、公益性の高い分野について、民間企業が実施する社会的課題の解決に資する実証試験を支援し、兵庫県内でのドローン等を活用した新しいビジネスモデルの確立や社会実装を目指すことを目的とした事業です。
令和5年度ドローン社会実装促進実証事業にて、株式会社GOFLY(本社:東京都港区、代表取締役:黒田潤一)が「安全装置と保険を通じたドローン社会実装促進」という事業テーマで採択されており、日本化薬と東京海上日動は本事業に参画する形で取り組みを行います。
令和5年度ドローン社会実装促進実証事業の公募に関するホームページ
https://www.niro.or.jp/information/20230410/38173/
日本化薬が本事業に取り組む目的や内容について
本事業ではドローンの安全装置と保険を用いて「リスクマネジメント」の観点からドローンを活用しやすい環境を整えていくことを目的としています。事業会社と保険会社の意見を取り入れた安全装置の検証、それらの検証で取得したデータとこれまでの事業活動のなかで取得したデータを保険会社と共同で分析し、リスクマネジメントの観点からドローンを活用しやすい環境作りを目指します。「安全装置の検証」については「ドローン落下実験」や「CAE技術を用いた落下シミュレーション」を行います。
ドローン用安全装置「PARASAFE®︎」について
産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE®︎」とは、不測の事態でドローンが落下した際に、火工品を作動させることにより瞬時にパラシュートを射出・展開し、安全にドローンを降下させる装置です。
日本化薬では、エアバッグ用インフレータやシートベルト用ガス発生装置等の自動車用安全部品の開発・製造・販売をグローバルで展開しており、そこで培った火工品技術を応用して「PARASAFE®︎」を開発しました。日本国内での意匠登録済、特許出願中。
ドローン保険について(無人ヘリコプター総合保険)
ドローンの利用に伴う「機体にかかわるリスク」、「第三者への法律上の賠償責任にかかわるリスク」を総合的に補償する保険です。「機体にかかわるリスク」を補償する動産総合保険では、機体本体の損壊リスクや盗難リスクなどを補償します。施設賠償責任保険では、対人・対物事故に関する「第三者への法律上の賠償責任にかかわるリスク」を補償します。
本リリースに関するお問い合わせ先
<PARASAFE製品に関するお問い合わせ>
会社名:日本化薬株式会社 モビリティ&イメージング事業領域
セイフティシステムズ事業部 エアロ事業推進室
担当者:技術営業チーム
TEL:079-264-4971
e-mail:info@parasafe.jp
<上記以外の日本化薬に関するお問い合わせ>
会社名:日本化薬株式会社 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-6731-5237